ネガ男・SAKUの遊び場

俺の甲子園のプレイ日記をはじめ、いろんな趣味に関するブログです

ファイターズ・交流戦終了までの主な選手の成績振り返り

タイトルのとおりです!

【目次】

 

 

 

 

1.先発投手

上沢直之

防御率3.00 11登板 9QS 5勝 2敗 72回 59奪三振 K/BB2.27 WHIP1.10

伊藤大海

防御率2.77 10登板 8QS 4勝 4敗 61.2回 72奪三振 K/BB2.88 WHIP1.15

加藤貴之

防御率3.64 10登板 6QS 3勝 4敗 59.1回 46奪三振 K/BB4.60 WHIP1.15

池田隆

防御率2.79 10登板 5QS 3勝 6敗 58回 36奪三振 K/BB1.57 WHIP1.31

バーヘイゲン

防御率6.17 8登板 0QS 1勝 5敗 35回 29奪三振 K/BB2.64 WHIP1.63

金子弌大

防御率5.02 6登板 1QS 0勝 3敗 28.2回 17奪三振 K/BB1.89 WHIP1.53

アーリン

防御率3.79 6登板 0QS 1勝 2敗 19回 20奪三振 K/BB4.00 WHIP1.58

 

上沢・伊藤・加藤・池田4投手がしっかり結果を残しているため、先発陣は比較的優秀です。

その中でも特に上沢投手と伊藤投手の活躍が光ります。上沢投手は現在9連続QS達成とエースとして堂々たる成績。上沢投手本人の感覚としては違和感がありそうですが、それでもここまでまとめてくるのは絶賛されるべきでしょう。ドラ1ルーキーの伊藤投手もQS率80%とエース格の成績です。交流戦ではルーキー史上初の防御率1位を成し遂げ、日本生命賞にも輝きました。2人とも「基本的に大崩れの気配がない」という安定感が光りますね。

また加藤投手はさすがの制球力を見せつけ、更に今年は以前よりイニング数も伸ばせていて「頼りになる先発投手」になりつつあります。これまでは5回すら怪しいというのが加藤投手でしたが、シーズン序盤は当たり前のように7回以降のマウンドにいましたから、今年は期待しています。

トレードで加入した池田投手は、ランナーを出しながらも粘り強い投球で優秀な防御率を記録しています。なんでこの投手くれたの?と思うほどの活躍ですね。池田投手いなかったらと思うとゾッとします。ホームでのヒーローインタビュー、テンションハイになりすぎて言ってることめちゃめちゃでしたが本当に嬉しそうだったので見てて幸せな気分になりました。

一方、残り2枠をバーヘイゲン・金子・アーリン3投手で回している形ですが、全員被打率3割台なのが気になります。ここの枠の投手の奮起に期待です。また、1登板ながら結果を残した立野投手などの飛躍も欲しいところですね。

 

2.救援投手

堀瑞輝

防御率2.57 27登板 2勝 1敗 13H 0S 21回 25奪三振 K/BB2.08 WHIP1.24

玉井大翔

防御率6.62 23登板 0勝 0敗 4H 0S 17.2回 16奪三振 K/BB2.00 WHIP1.87

杉浦稔大

防御率3.92 21登板 0勝 2敗 0H 12S 20.2回 27奪三振 K/BB3.86 WHIP1.11

河野竜生

防御率1.47 21登板 1勝 1敗 4H 0S 30.2回 30奪三振 K/BB5.00 WHIP0.88

宮西尚生

防御率6.62 19登板 1勝 2敗 6H 0S 17.2回 15奪三振 K/BB2.50 WHIP1.64

西村天裕

防御率4.15 18登板 0勝 0敗 0H 0S 21.2回 20奪三振 K/BB2.86 WHIP1.48

ロドリゲス

防御率3.45 16登板 0勝 2敗 7H 1S 15.2回 15奪三振 K/BB3.00 WHIP1.28

井口和朋

防御率1.74 13登板 0勝 0敗 4H 0S 10.1回 7奪三振 K/BB3.50 WHIP0.68

 

一方、リーグワーストのチーム救援防御率を記録しているリリーフ陣は、正直立て直しの糸口すら掴めていない状況。特に、本来接戦リードでの起用が予定されていた宮西投手と玉井投手の大不振が響いています。

その中で、河野投手は非の打ち所がない活躍です。開幕当初は先発で打ち込まれていましたが、救援登板でいまだに自責点0という信じられない投球です。また、K/BBが5.00ということからも制球力が非常に高く、無駄なランナーも出しません。監督が「今一番信頼できる投手」と言っているのも頷けますし、今後はもっとしびれる場面での起用が増えるでしょう。まさかリリーフ適性がこんな高いなんて思ってもいませんでしたが……

また、井口投手も安定感抜群ですね。まあ、2018年や2019年もそうだったんですけど「フルシーズンでは活躍できないけど、実はめちゃめちゃ成績いい」んですよね。今年もファームとの往復をしながらも気付けばなんかとんでもない数字です。WHIP0.68って驚異的ですよ。

チーム最多登板の堀投手は成長した姿を見せています。しかし、制球力に不安があるので、けっこうピンチ招いているのは目にします。被打率.200を切っているのにWHIP1.24というのは気になりますね。とはいえ、昨年までと比べたら踏ん張れるようにはなっています。

あと、ロドリゲス投手も、8回を任せるにはやや心配な成績ではありますがいてくれて助かっていますね。先日の堀投手の招いたピンチをギリギリ火消ししてからのイニングまたぎでまさかの3凡は凄まじかったです。

やや心配なのはクローザーの杉浦投手。奪三振率が驚異的なわりには痛打が目立ちます。経験値不足なだけなら、投げるボール自体は絶品ですから成績は向上するでしょうけれども、肩の不安のある投手ですからどうなるでしょうか。もしかしたら、1軍復帰後かつての姿を取り戻している秋吉投手との配置転換もあるかもしれません……けど秋吉投手はむしろスクランブル登板だのなんでももってこいの配置で70登板とかさせていい投手な気もしますね。

願わくば、石川直也投手の復活を……

 

3.キャッチャー

清水優心

38試合 打率.210(62-13) 0本塁打 4打点 0盗塁 OPS.566

石川亮

25試合 打率.235(51-12) 0本塁打 6打点 0盗塁 OPS.539

郡拓也

19試合 打率.234(47-11) 0本塁打 3打点 0盗塁 OPS.557

 

このチームはいつになれば正捕手というものを確立できるのでしょうか。別に1人に固定するのが正しいとは思いませんが、併用するにしてもせめて昔のマリーンズの里崎・橋本体制くらいにはしないと苦しいです。

ただ、現状は元々「打てれば正捕手」と言われ続けていた石川選手が一歩リードかなという様子です。やはり守備面での安心感がありますね。

郡選手はここに挙げてますけど、内野起用のほうが多いですね。率は残せそうなバッティングなので期待です。

個人的にはファームで打撃好調な「アザト走れる強肩キャッチャー」田宮選手が跳ねてきてほしいな……と思ったり。

 

4.内野手

渡邉諒

56試合 打率.247(190-47) 1本塁打 19打点 5盗塁 OPS.657

石井一成

59試合 打率.199(151-30) 2本塁打 8打点 3盗塁 OPS.563

中田翔

39試合 打率.193(135-26) 4本塁打 13打点 0盗塁 OPS.577

髙濱祐仁

26試合 打率.297(74-22) 2本塁打 9打点 0盗塁 OPS.806

平沼翔太

25試合 打率.212(66-14) 0本塁打 3打点 0盗塁 OPS.585

野村佑希

19試合 打率.299(67-20) 0本塁打 4打点 0盗塁 OPS.714

杉谷拳士

36試合 打率.083(48-4) 2本塁打 6打点 2盗塁 OPS.450

谷内亮太

41試合 打率.1545(13-2) 0本塁打 0打点 0盗塁 OPS.308

 

まず頑張っている選手は髙濱選手と野村選手でしょうか。髙濱選手はかなり当たっています。淺間選手とともに横高AT砲が並んで起用されているのは高校野球ファンからしても感慨深いものがあるのではないでしょうか。

野村選手も、守備は目をつむる必要があるのは誰もがわかっていることなので触れませんけれども打撃はやはりいいです。ホームランが出ていないのは気になりますし、試合で様子を見ていても本人もまだアジャストしきれていない様子です。そんな調子なのに3割目前まで上げてきたんですから、やはり彼が次世代の主砲筆頭候補でしょうね。

また石井選手は打撃成績は悪いものの守備面での成長が著しいです。だいぶ渡邉選手をカバーしているシーンも目立ちますね。UZRも現時点でついにプラスを記録するようになりました。長打を期待できるショートはチームに石井選手しかいないので、確実性の向上に期待です。

困ったのは中田選手の負傷離脱と渡邉選手が一向に調子を上げられないこと。中田選手はちょっと不振なのか衰えなのか見分けが難しいですが、復活できるならまだまだ主軸にいてもらわないと困る存在です。渡邉選手は攻撃面の不振のみならず守備面も成長していないどころか変なミスがむしろ目立ち始めています。ただ更に困るのは、セカンド代役候補の杉谷選手なんて更に攻守ともに見てられない点なんですよね……。

攻守ともにボロボロと言っていい内野陣ですが、そのせいか谷内選手の守備固めのありがたさが際立ちます。トレード当時は「守備には目瞑って、わりと打てるから」みたいな扱いされてた気がするのですが、こんなに守備いいとは。複数ポジションで起用できる分、現状中島選手よりも使い勝手いいんですよね。その中島選手なのですが、ファームでの打率があまりにも……なのでなかなか昇格も見込めなさそうです。

 

5.外野手

近藤健介

57試合 打率.276(192-53) 7本塁打 36打点 1盗塁 OPS.863

西川遥輝

50試合 打率.229(170-39) 3本塁打 20打点 9盗塁 OPS.711

大田泰示

56試合 打率.213(164-35) 3本塁打 17打点 0盗塁 OPS.578

淺間大基

55試合 打率.264(148-39) 0本塁打 10打点 4盗塁 OPS.650

王柏融

31試合 打率.269(93-25) 5本塁打 18打点 0盗塁 OPS.873

五十幡亮汰

19試合 打率.286(63-18) 1本塁打 4打点 8盗塁 OPS.720

万波中正

20試合 打率.186(43-8) 1本塁打 3打点 0盗塁 OPS.594

 

近藤選手が悪いながらも最低限のラインを守れています。OPS.863は近藤健介としては不合格、主力としては合格、といったところでしょうか。ただ毎試合トレーナーと話してたり体のどこかを気にする素振りを見せたりと、コンディションが心配ですね。オリンピック行って大丈夫なのでしょうか……

王選手も奮闘しています。OPS.873はかなり高い数値です。来日当初このくらいやってくれれば、と思っていた数字を今残せているな、という印象です。ようやく台湾史上最強打者がベールを脱ぎつつあります。

淺間選手もここ最近は1番打者としての起用が続き、現在大当たり中。一時期はバケモノルーキー(後述)の起用が増えて、淺間選手の起用が減っていましたが、ここにきてまた出場機会が増えて成績も向上しています。たぶん淺間選手は4打席立たせてこそ真価を発揮するタイプじゃないでしょうか。

で、そのバケモノルーキーが五十幡選手。現在は故障で離脱中ですが、既にレギュラークラスの能力を有していることは証明済みでしょう。守備走塁は「1軍クラス」だと思っていたところ実際は「1軍レギュラークラス」どころか「球界トップレベル」でした。そして最大の嬉しい誤算が「打撃で引っ張れる」点でしたね。

元々の主力は苦しんでいる模様。まず、西川選手は打率が低迷しています。ただ、西川選手の素晴らしい点は選球眼にありまして、この打率でありながら出塁率はちゃんと.381ですからね。西川選手のようなタイプなら他の選手以上に打率より出塁率が大事なので、仕事はしています。あとチャンスに今年はまあ滅法強いです。守備もセンターからレフトに移りましたが、功を奏した形ですね。

もっと困ったのが大田選手。現状これから1軍定着をって立場の万波選手よりもOPS低いというのが深刻さを物語っています。守備も今年は昨年ほどのUZRを記録で来ておらず、いったい何があったのかという状態で心配です。

その他若手で期待されるのは、先日プロ初ホームランを放った万波選手と、ファームで大当たりの今川選手でしょう。

 

6.おまけ・現状のベストオーダー試案

1 8 五十幡亮汰

2 4 髙濱祐仁

3 7 西川遥輝

4 3 近藤健介

5 DH 王柏融

6 5 野村佑希

7 9 淺間大基

8 2 石川亮

9 6 石井一成

これが現状ベストかなぁ……(五十幡選手復帰の前提で)